リップルとは何?特徴や将来性、買い方を分かりやすく解説
2023/05/09
仮想通貨のひとつ、リップルの概要や将来性、買い方を最新情報を交えて解説します。
リップルの概要と特徴
リップル(XRP)はカナダで開発がスタートした、システムやWebウォレットです。
リップルのシステム内では、仮想通貨のXRPを他の通貨同士の橋渡し通貨として利用できます。
既存の銀行口座などを経由せずに、リップルのウォレット(財布)内で他の通貨と交換したり送金したりでき、手数料がかからずに利用できるのが大きな特徴です。
少しややこしいですが、
● システムそのもの
● システムを運営する会社
● そこで利用する仮想通貨
も全て「リップル」と呼んでいます。
ビットコインなどが仮想通貨そのものに価値を見出すのに対し、リップルの価値は国や通貨の違いを超えた、早い送金を可能にするシステムにあります。
リップルの強みは送金スピード
従来の銀行を通した送金や通貨同士の両替には手数料や日数が必要でした。
しかしリップルのシステムを使えば、数秒で送金が完了するという強みを持っています。
この速度を実現したのが、リップルの取引を記録する分散型台帳です。このシステムは、有名なビットコインとは異なるシステムを利用していて、コンピューターによって膨大な計算を行う取り引き承認ではなく、リップル社が認めた承認者による判断で取引が進められます。
このシステムのおかげで、素早い取り引き承認が可能になりました。
リップルの将来性は?
仮想通貨としてのリップルの全発行数は1,000億で、すでに全て発行されています。
すべて発行済みである点も、他の仮想通貨との違いのひとつです。
全発行数のうち、およそ6割程度をリップル社が保有していて、1社がほとんどを持っているというところも特徴のひとつです。
リップルに対する信頼性が上がった大きな理由として
● Google社が出資したこと
● 三菱UFJ銀行やSBIが仮想通貨取引所への参入表明
● 三菱UFJ銀行やSBIが送金実験を行ったこと
が挙げられます。
実際、2017年は注目度が高まり、3円台から40円台へと価格が高騰しました。
ちなみに、XRPの多くをリップル社が保有しているために、一度に多く市場にXRPが流通すれば価格が下がるのではないかという懸念も過去にはありました。
ですが、2017年5月に、リップル社が全発行数の5割にあたる自社保有XRPを2018年までは市場に出さずロックしておき、毎月10億XRPずつロック解除するという方針を発表したため、その心配も現在はなくなっています。
リップルの買い方は?
以前は「World Community Grid」というプロジェクトに参加し、医療研究などのために自分のパソコンの演算能力を貸与し、その報酬としてXRPを配布してもらうという方法がありましたが、現在この配布は終了しています。
そのため、XRPを入手するためには、個人間で譲ってもらうか、取引所や販売所を利用する必要があります。
現在XRPを取り扱っている取引所・販売所の一部はこちらです。
取引所・販売所によって、日本円が使えるかどうか、指値取引できるかなども異なりますので、ぜひ自分に合ったところを見つけてください。
まずは自分のアカウントを開設し、日本円や仮想通貨を入金し、レートを確認して購入します。
手数料や出金にかかるコストもチェックしておくべきポイントです。
リップルは、既存の銀行システムを巻き込みながら、国際的な送金ネットワークを大きく変える力を秘めた仮想通貨です。興味を持った方はぜひ手にしてみてください。
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