ビットコインのハードフォークって何?Hardfolkの仕組みと新たに生まれた仮想通貨まとめ
ハードフォークという言葉は、ビットコインの分裂騒動のときに聞いたという人もいるのではないでしょうか。
今回は、ハードフォークとは何なのか、またそれによって生まれたコインについて、わかりやすくご紹介します。
目次
ハードフォークとは
ハードフォークとソフトフォーク
ハードフォークと似た言葉でソフトフォークという言葉があります。
どちらもビットコインのアップデートをする際の方法を指した言葉です。
ビットコインはブロックチェーンという仕組みで運用されています。
10分間をひとまとめのブロックとして、その間に申請があった取引をまとめて処理します。
ブロックの処理が終わると、今まで処理されていた取引記録の一番後ろに、そのブロックが追加されます。
ちょうど一本の鎖のようにブロックが繋がれるので、ブロックチェーンと呼ばれます。
ソフトフォークとは、ビットコインの仕組みを変えるときに、このブロックチェーンをすべてアップデートして変更することです。
ビットコインに関わるすべての人がアップデートに納得すれば、ソフトフォークをして問題ないのですが、意見が食い違う場合があります。
ソフトフォークができない場合に行われるのがハードフォークです。
ハードフォークはブロックチェーンの途中から、フォークのように枝分かれさせて、片方の枝はアップデートをし、もう片方の枝は従来の取り決め通りに取引されます。
このとき生まれた片方の枝が新しいコインとなり、従来通りの枝がビットコインとして存続します。
ハードフォークで生まれたビットコインキャッシュ
ハードフォークで生まれた最も有名な仮想通貨は、ビットコインキャッシュではないでしょうか。
ビットコインの分裂騒動として多くのメディアに取り上げられました。
ビットコインは10分間の取引を一つのブロックにまとめて処理します。
ビットコインのブロックの容量は1メガバイトに制限されていました。
しかし、取引量の増加にともないこの容量を増やしたほうが良いという考えを持つ人達が現れました。
しかし、ビットコイン全体の総意には至らず、容量を増やしてビットコインをアップデートした通貨が、ビットコインキャッシュとして生まれました。
ハードフォークで生まれたコイン
ハードフォークで生まれコインはビットコインキャッシュだけではありません。
それ以外のコインについてご紹介します。
2017年10月24日に生まれたのがビットコインゴールドです。
ビットコインの取引の承認は、世界中のユーザーがコンピューター上で、情報処理をすることで実現していました。
この情報処理を最初に完了させたユーザーに報酬としてビットコインが支払われます。
この承認作業は誰でも参加できますが、実際にはコンピューターのスペックが高くなければ競争に勝つことはできませんでした。
これを本当の意味で一般の人でも参加できるようにしたのが、ビットコインゴールドです。
次に、2017年11月24日に生まれたのが、ビットコインダイヤモンドです。
これは、ブロックの容量を8メガバイトに拡大したコインです。
また、ビットコインの発行上限は2100万枚に制限されていますが、ビットコインダイヤモンドはこれを21億枚まで拡大させています。
2017年12月28日に生まれたのがビットコインsegawit2xです。
イーサリアムなどに見られるスマートコントラクトという仕組みを実装しています。
これは、ブロックチェーン上に、契約の条件などを盛り込み、その条件が満たされると契約が履行されるという設定にすることができます。
また、ブロックの容量を4メガバイトに拡大したコインです。
他にも、2017年12月25日に生まれたビットコインゴッドはマイニングされたトークンの一部を慈善事業に寄付するという特徴があります。
ハードフォークで利益を得る
ハードフォークが起きると投資家にとって、どんなメリットがあるのでしょうか。
ハードフォークが起きると、もともとのビットコインを持っていた人に一定数の新しい通貨が配布されます。
そもそも、仮想通貨に価値があるのはそれを所有している人や運用している人がいるからです。
誰も興味を持たない仮想通貨を発行しても、誰も買ってくれないので、全く意味がありません。
そのため、もともと仮想通貨を持っていた人達に無料で配布するのです。
その結果、一般に流通され需要供給の市場が形成されます。
ハードフォーク前にチェックすること
ビットコインを持っていると、自動的にハードフォークで生まれたコインがもらえるというわけではありません。
新しいコインに対応する取引所にビットコインを預けておかないとコインが付与されません。
実は、ほとんど意味のないようなハードフォークも実在します。
開発者が儲けるためにハードフォークをし、ひとたび新しいコインの価値が上がったら全て売却してしまうという可能性もあるのです。
一方で、ビットコインの取引所が新しいコインに対応するためには莫大な負担がかかります。
取引所もすぐに消えるようなコインのためには、わざわざ対応をしないようです。
そうはいっても、ビットコイン保有者にとっては、無料でもらえるならばもらっておいて損はないと考え、取引所からコインを移す人達がたくさんいます。
コインを移す場合は、新しい取引所のセキュリティに問題がないか慎重に確認してから、移すようにしましょう。
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