モナコインのセグウィットとは何か?仕組みやメリットを分かりやすく解説

      2018/03/13

仮想通貨でよく聞く言葉に「セグウィット」というものがあります。

本記事ではMonacoin(モナコイン)に実装されているセグウィットについて解説していきます。

モナコインのセグウィットとは

モナコインとは、ビットコインと同様に仮想通貨の一つです。
実は、モナコインは他の仮想通貨に比べ、トップレベルの技術を実装しています。

驚くべきは、モナコインが世界ではじめてセグウィットを実装した仮想通貨だということです。
まずは、モナコインに実装されているセグウィットについて紹介します。

セグウィットとスケーラビリティ問題

セグウィットとは、大雑把に言えばブロックチェーンのブロックを圧縮する技術です。
みなさんもメールでファイルをやり取りするときに、事前に圧縮処理をすることで、大量の情報でも早く移動できるようになると実感しているのではないでしょうか。

セグウィットも考え方は同じです。
ビットコインをはじめ、ほとんどの仮想通貨は取引の安全性を担保するために、ブロックチェーンという仕組みを利用しています。

仮想通貨が取引される際に、一定期間の取引情報をブロックにまとめ、ブロックごとに承認作業をします。
このブロックは、仮想通貨が生まれたときから現在まで、すべて時系列で並べられているのです。

この仕組のおかげで、仮想通貨不正や改ざんを防ぎ、安定的に運営することができています。
しかし、最も有名なビットコインですら、この仕組に問題が起きていました。

「スケーラビリティ問題」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
スケーラビリティ問題とは、ビットコインが普及した結果、取引量が大幅に増え、ブロックの大きさが足りなくなってしまうことです。

ビットコインでは、10分間ごとに取引をまとめてブロックとして承認していますが、取引量が増えれば、このブロックに取引情報が収まらなくなってしまいます。
この問題の対処方法として、登場したのがセグウィットという技術です。

セグウィットとそのメリット

セグウィットとそのメリット

セグウィットは、ブロックに収める情報を分離することで、ブロックの大きさを変えずに、大量の取引を処理できるようにします。
情報を分離してしまって大丈夫なのか、疑問視する人もいますが、情報を捨てるわけではなく、あくまで保管する場所が変わるだけです。

取引の検証に必要な情報と、署名データを分けることで、効率よく承認作業を行うことができます。
これは、単純に一回の処理量が増えるだけでなく、処理スピードも大幅にアップします。

さらなるメリットは、情報を分離することによる安全性の向上です。
仮想通貨にはトランザクション展性問題というリスクがあり、これは取引を識別するトランザクションIDが改ざんされることです。

しかし、セグウィットによって、署名データを分離するとトランザクションIDの改ざんができなくなります。
このように、セグウィットにはメリットがたくさんあるのですが、ブロックチェーンにセグウィットを実装するのは、簡単ではありません。

実際にビットコインでは長い間、実装すべきかどうか、また実装して問題がないか、議論されていました。
その間に、モナコインでは、見事に実装を成功させたのです。

モナコインのメリット

セグウィットの実装はモナコインの強みの一つです。
実は、モナコインにはそれ以外にもたくさんの特徴があります。

ここでは、モナコインのメリットについて、まとめて紹介します。

純国産の仮想通貨

モナコインの名前は、2ちゃんねるなどで有名なアスキーアートの「モナー」に由来しています。
名前の由来からも分かる通り、モナコインは日本で生まれたコインです。

創設者はWatanabe氏ですが、Watanebe氏に関する詳しいことはわかっていません。
ビットコインの元をつくったSatoshiNakamoto氏は、日本人の名前ですが、日本人なのかわかっていません。

その点は、モナコインの創設者も同じです。
しかし、モナコインビットコインの大きな違いは、モナコインが日本に強く根付き、国内で非常に強力なコミュニティがあるということです。

ほとんどの仮想通貨は海外で情報発信され、日本では翻訳された情報をえることができます。
仮想通貨をトレードする人の中には、海外のサイトから直接情報収集する人も多いようです。

一方で、モナコインは日本を基盤にしているので、逆の現象が起きています。
つまり、日本人というだけで、有利に情報収集することができるのです。

モナコインのアトミックスワップ

モナコインアトミックスワップとは、仲介者なしでも、取引を安全に行う仕組みです。
仮想通貨は、個人間で直接取引することも可能ですが、片方だけ送金して、もう片方の人が送金せずに逃げてしまう可能性があります。

そのため、仮想通貨の交換をする際は、取引所を間に挟むのが一般的です。
取引所などの仲介者がいれば、安全性は保たれますが、手数料が余分にかかってしまいます。

アトミックスワップとは、取引を行う両者が送金して、はじめて取引が成立するという仕組みです。
仮に片方だけ送金し、もう一方の人が送金をしなかった場合は、取引が成立しないので、通貨が相手に渡りません。

これにより、仲介者がいなくても安全に取引することができるのです。
モナコインは名前に遊び心があるため、誤解されがちですが、モナコインの魅力はその高い技術力にあります。

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