仮想通貨のマイニングって何?マイニングの概要とその上限について解説
2018/03/14
仮想通貨について調べていると「マイニング」という言葉を目にすることがあります。
ここでは、マイニングの具体的な内容と上限といった内容を解説します。
目次
マイニング(採掘)とは何か
マイニングを直訳すれば、「採掘」という日本語です。
仮想通貨で有名なビットコインはインターネット上のお金ということもあり「デジタルゴールド」と呼ばれることがあります。
マイニング(採掘)とは金山の採掘のように、デジタルなお金(仮想通貨)を発生させる作業を意味します。
では、マイニングとは実際に何をすることで、仮想通貨を発生させるのでしょうか?
マイニングとは承認作業
仮想通貨は中央集権的な円やドルと違って、国家が管理していません。
参加者が相互に取引を承認することで、その公平性や安全性が担保されています。
この承認作業がマイニングと呼ばれています。
つまり、マイニングとは仮想通貨の運営のお手伝いをしているのです。
仮想通貨の保持者が安心して仮想通貨を持っていられるのは、このマイニングをする人達のおかげでもあるのです。
承認には複雑な計算が必要
では、承認には具体的にどんな作業をしているのでしょうか?
仮想通貨はブロックチェーンという仕組みを利用していて、過去から現在までの全ての取引が一つの鎖のようにつながって、取引記録を形成しています。
新しい取引記録はこのブロックチェーンの最後尾に記録されます。
最後尾に、新しい記録を追加するためには、鍵を見つける必要があります。
ブロックチェーンでは、ハッシュ関数という暗号化などに使われる技術が利用されています。
マイニングを技術的に表現すると、過去の取引と今回の取引とを任意の数字を組み合わせて、ハッシュ関数で変換して、最初の16、もしくは17桁がすべて0になるようにすることです。
簡単に言うと、暗号を解読できる任意の数字を片っ端から試して、結果的に正しい鍵を見つける作業です。
鍵のかかったドアの前に、1億個の鍵が並んでいる状況をイメージしてみて下さい。
マイニングとは、その1億個の鍵を順番に試して、正しい鍵を見つける作業なのです。
すごく大変な作業のため、マイニングをして運営を手伝ってくれる人達には、報酬として仮想通貨が発行されてプレゼントされます。
マイニングの報酬
有名なビットコインは、現在マイニング作業を一番最初に成功させた人に12.5ビットコインがプレゼントされます。
仮に1ビットコインを100万円で換算しても、日本円で1250万円が支払われるイメージです。
とても魅力的な金額ではありますが、気になるのは最初に鍵を見つけた人だけが報酬を受け取れるということです。
そのため、個人でマイニングに参加している人はあまり多くいないです。
企業が高性能のコンピュータをたくさん用意して、コンピューターが熱で壊れないように24時間冷房を効かせた部屋で、組織的にマイニング作業に取り組んでいます。
仮想通貨の発行上限
仮想通貨はマイニングをしても上限なく無尽蔵に発行されるわけではありません。
金と同じように、有限だからこそ価値があると考えることができます。
ビットコインの発行上限は2100万枚
最も有名なビットコインの上限は2100万枚と決められています。
この先、マイニングによってビットコインが発生しても、2100万枚に達した時点で新たなビットコインの発生はストップします。
ビットコインは計算上は2141年にビットコインの発行上限に達しますが、2017年までで87.5%が発行された考えられています。
残りの12.5%を100年以上かけて発行する計算になっていますが、それはどうしてでしょうか?
今は4年に1度の半減期
実は、ビットコインのマイニング報酬は現在12.5ビットコインですが、4年毎に報酬額が半分になります。
コンピューター等の性能が向上するにつれて、マイニングにかかるコストも減少するという考えに基づいて決められたルールです。
また、4年に1度のオリンピックイヤーに訪れる半減期には、ビットコインの価格が向上するという考えが広まっています。
マイニングによる報酬が半分になるので、ビットコインの価格が倍にならないと釣り合わないという心理に基づいています。
ビットコインは通貨であると同時に投資対象でもあります。
外貨取引や株価などと同じように、投資家の心理が価格変動に大きく影響するのです。
上限に達しても手数料報酬がある
では、実際に上限まで達したらどうなるのでしょうか?
マイニングをしても報酬が支払われないのであれば、ほとんどの人がマイニングをやめてしまうかもしれません。
そうすると、仮想通貨の運営自体ができなくなってしまいます。
ビットコインでは、発行上限に達した時点で、ビットコインの新規発行による報酬はストップします。
しかし、ビットコインの取引をする人達から手数料とを徴収し、マイニングをする人達に報酬が支払われると決められています。
ビットコインの取引利用者が10万人いれば、一人が取引手数料として100円を払えば、1000万円の手数料が発生するため、このような報酬のかたちでも成り立ちます。
円やドルと違って、グローバル通貨と呼ばれる仮想通貨は潜在的な使用者が多いのも強みです。
他にも、マイニングのコストを下げるように、鍵の解き方を簡単にするという方法も考えられており、100年後にどのような形になるかは現在も注目されています。
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